子どもが大学院進学!!お金のことを考えると心配!大学院修了までにかかる費用と用意する方法。

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家計

管理人
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この度、うちの子が大学院に進学することになりました。

大学院の進学が予想外で、教育費準備が出来ていません。

親として進学について、どの程度サポートするか話し合う必要がありました。

出来る限りのサポートはしてあげたい。

ですが、無理をしすぎると親自身の老後資金に影響が出るかもしれません。

大学院の学費についての実態、費用、「日本学生支援機構の奨学金」について詳しく解説していきます。

大学進学後、学費や仕送りは親が負担すべき?

大学院進学後、親からのサポートは一般的ですが、親の家計事情や子どもの希望によって異なります。

最近では学生本人が奨学金を利用し、自立して学費を工面するケースも増えています。

大学院生の学費負担の状況


第12回大学院生生活実態調査結果によると、「仕送り・こづかい」収入が減少し、「アルバイト」収入が増加しています。

また「悩み・ストレス」には、「お金に関することや時間不足などが大幅に増えている。」と記載されています。

その他の調査によると、親が全額負担する場合と自立して学費を工面する場合があることがわかりました。

親からのサポートがなくても、奨学金や助成金などを利用することができるようです。

大学院進学の費用はどのくらい?

国立の大学院修士課程博士課程
入学料31万円31万円
授業料107万円267万円
合計138万円298万円
私立の大学院修士課程博士課程
入学料20万円20万円
授業料177万円401万円
合計197万円421万円
 私立大学等の令和3年度入学者にかかる学生納付金等調査結果についてを参考に筆者が作成したものです。
その他の経費の内訳
学生教育研究災害傷害保険料1,750円
インターンシップ・教職資格活動等賠償責任保険料420円
理工学部後援会2,000円
学生後援会4,000円
合計8,170円
大学院入学の際、我が家が実際に支払った内訳です。

うちの子は国立大学の大学院に進学しました。

今の段階では修士課程(2年)で修了する予定です。

さらに学問を続けたい場合は、博士課程(3年)に進学することができます。

大学院進学時に話し合った結果

今までどおり光熱費と食費は、自分で負担してもらう。

今は奨学金とアルバイトで何とか頑張っているみたいです。

節約できるものは、社会人になった時に困らないように子どもが払うようにしています。

授業料と家賃は今までどおり、親が負担することになりました。

授業料+家賃の2年間の合計は、239万円になります。

まだ高校生の娘がいるので、うちの家計はこれが精一杯です。

奨学金を活用した大学院進学について

まず、大学院奨学金には多様な種類な種類があり、各奨学金には利用条件や返済期間などが異なります。

一般的な奨学金としては「独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)」があります。

うちの子も大学入学時から利用しています。

貸与奨学金の種類
第一種奨学金(無利子)第二種奨学金(有利子)入学時特別増額貸与奨学金(有利子)
毎月1回振込毎月1回振込増額して1回だけ
2024年4月から貸与2024年4月から貸与奨学金の初回振込時
大学院へ進学予定の方 | JASSOを参考に筆者が作成したものです。

大学入学時の家計基準は保護者の年収でした。

ですが、大学院生の家計基準は、原則として院生本人及び配偶者の収入が基準になります。 

子どもの収入が家計基準だったら、給付金の対象になるのではないかと思いましたが、

残念ながら大学院生には「独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)」では給付金制度はないようです。                    

家計基準
第一種奨学金(無利子)第二種奨学金(有利子)併用貸与
修士課程 299万円修士課程 536万円修士課程 284万円
博士課程 340万円博士課程 718万円博士課程 299万円
大学院へ進学予定の方 | JASSOを参考に筆者が作成したものです。

家計基準の収入は、親からの仕送りも合算した金額です。

合算したとしても、うちの子は第一種奨学金に申し込みができます。

審査には学力基準もありますが、大学院に合格したという事できっと大丈夫だと信じて、第一種奨学金に申し込むつもりです。

もしも、第一種奨学金の審査に落ちたら、第二種奨学金に申し込むことにします。

奨学金は将来子供が返済していく借金です。

たとえ、第一種奨学金の無利息で借りられたとしても、長い年月を掛けて返済していくことになります。

できる事なら親が出してあげたい気持ちはあるでしょう。

ですが、何度も言いますが無理をしすぎると親自身の老後資金に影響が出るかもしれません。

子どもとはよく話し合って、なるべく無駄遣いをしない生活を送ってほしいことを伝えています。

「奨学金貸与・返還シュミレーション」で月々の返済額がシュミレーションできます。

「特に優れた業績による奨学金返還免除制度」について知る!

概要

大学院で第一種奨学金の貸与を受けている学生で、貸与期間中に特に優れた成績を上げた者を対象に「日本学生支援機構」に認定されれば、奨学金の全額又は半額を免除してもらえる制度です。

対象者

大学院(修士課程、専門職学課程、博士課程)第一種奨学生

評価方法

優れた成績を上げた者(日本学生支援機構の評価基準に基づき各大学が評価項目を設定し、総合的な評価をします。)

この評価方法の基準がクリア出来るかわかりませんが、こういう制度もあるので、将来を真剣に考えて研究に励んでほしいものです。

まとめ

小さい頃は、よく勉強しなさい!と口うるさく言ってきましたが、今は大学院に進学できるほど成長しました。

進学することはとても嬉しいですが、教育資金は人生の三大資金と言われているとおり、とにかくお金がかかります。

・国立の大学院の学費は修士課程で約138万円、博士課程で約298万円。

・私立の大学院の学費は修士課程で平均197万円、博士課程で平均421万円。

ですが、資金がないからと諦めないでください。

奨学金などを活用して、夢をかなえましょう。

ここに記載されているのは、筆者の経験に基づく一般的な見解です。

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