地元を出て一人暮らしを始めた学生で見落としがちなのがNHK受信料です。
NHK訪問員にはオートロックのマンションであってもバレます。
マンションの中の様子がわからないのに、〇〇号室に引っ越してきたとピンポイントでわかるようです。
不思議ですよね。
学生の皆さん、NHK訪問員が来たら受信契約する前に受信料が全額免除になるか確認して下さい。
尚、2023年10月からNHK受信料は全額免除される可能性があります。
NHK受信料は払わなくていいって聞いたけど本当?
そもそもNHK受信料は払わなくてもいいんだよ!
訪問員が来たら居留守を使えばいいよ!など聞いたことありませんか?
ですが、受信設備を設置している方は受信契約の義務が定められています。(放送法64条第1項参照)
要するにテレビ又はテレビに準ずるものを設置している方は受信契約をしなければならないということです。
たとえ「NHKの番組を視聴していない!」と主張しても受信料は支払わなければなりません。
現状では、月払い、2ヶ月払い、6ヶ月払い、12ヶ月払いとあり、12ヶ月払いが一番お得な料額となってます。
地上契約が口座振替で、現状では月額1,225円です。
大学4年間だと 58,800円なので結構な金額ですよね。
2023年10月からNHK受信料が1割値下げされる!
「放送法の一部を改正する法律案の概要」が閣議決定され、NHKの受信料が引き下げられることが決定してます。
(この表はNHK受信料の窓口を参考に筆者が作成したものです。)
物価高騰のあおりでわが家の家計も大変苦しいですが、このニュースは嬉しいです。
その一方で、改正案によれば規定の期限までに受信契約の申し込みをしなかった場合や、不正をして受信料の支払いを免れたり解除した場合には、受信料に加えて割増金を徴収するよう定められました。
規定の期限とは、受信機設置月(例えば4月)の翌々月の末日(6月末)となります。
払いたくないからと言ってNHK訪問員を追い返したり、居留守をつかって受信料の支払いを免れた場合、かえって高くつく可能性があります。
NHK受信料が免除されるってどういうことなの?
2023年10月以降は免除される予定です。
親元などから離れて暮らす被扶養の学生のみなさまは、お手続きいただければ受信料が免除になります。
現行では、
1.奨学金を受給している又は授業料を免除されている学生
2.保護者が市町村民税非課税又は公的扶助受給世帯となっている学生
この2項目に該当していない学生で親元と同一生計の方は家族割(50%)が適用になります。
奨学生でなければ受信料の50%は支払わないといけなかったのが、手続きによって免除されます。
手続きはNHK受信料の窓口から準備が整い次第できるようになってます。
まとめ
いずれ就職して、NHK受信料を支払わないといけない時がきます。
(受信機を設置しなければ払わなくてもいいと思いますが。)
きっと初任給は少ないだろうし、奨学金の支払いもあります。
NHK受信料も見落とすことなく予算にいれましょう。
この記事がお役に立てれば幸いです。
ここに記載されているのは、筆者の経験に基づく一般的な見解です。